ゴルフグローブを使うメリットと選び方の3つのポイント
ゴルフを始めた方におすすめしたいアイテムのひとつが、ゴルフグローブです。
しかし、グローブには多くの種類があるため、選び方がわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、初心者向けに、ゴルフグローブを着用するメリットと選び方のポイントについてまとめました。
ゴルフグローブをこれから購入する方や、選び方で悩んでいるある方はぜひ参考にしてみてください。
ゴルフグローブを着用する3つのメリット
ゴルフグローブを着用するメリットは、大きく3つあります。
メリット①スイングするときにグリップが滑らない
ゴルフグローブをつける1つ目のメリットは、クラブを握ったときのグリップ力を高める効果があることです。
グリップ力を上げることによってクラブと手の一体感が高まり、身体の力をしっかりとボールに伝えられるので、スイングの安定感が増します。
女性プレイヤーやシニアプレイヤーなど、握力にあまり自信がない方に特におすすめです。
メリット②クラブを握ったときに手を保護してくれる
2つ目のメリットは、手を保護してくれることです。
ゴルフ初心者の方だと力加減がうまくできずに、クラブを握る力が強すぎてしまう場合があります。
握る力が強すぎると、指や手のひらへの負担が大きくなってしまい、マメやタコなどの怪我につながってしまうリスクが考えられます。
このような怪我を防ぐためにも、ゴルフグローブを着用することをおすすめします。
メリット③防寒対策の役割もある
3つ目のメリットは、防寒対策の役割もあるということです。
特に冬は手先が冷えやすく、うまくクラブが握れず思うようなショットが打てないことも珍しくありません。
ゴルフグローブはクラブを握る際の手のグリップ力を高めると同時に、手を包むことで防寒対策もしてくれるので、手がかじかんで思うようにショットが打てないという初心者の方には特におすすめです。
ゴルフグローブの選び方
ゴルフグローブの選び方は、以下で紹介する３つのポイントを意識して、自分に合ったものの方向性を決めて選ぶとよいでしょう。
ゴルフグローブの選び方で、押さえておきたい３つのポイントを以下で詳しく紹介します。
選び方のポイント①片手用か両手用かを決める
選び方のポイントの1つ目は、片手用か両手用かを決めることです。
ゴルフグローブには、片手用と両手用の2種類があり、利き手とは反対の手に装着することが一般的です。
ショットをする際に右打ちの方は左手に、左打の方は右手につけます。
基本的に片手用のものが多いですが、女性の場合は、手荒れや日焼け防止のため、両手に着用する方も多いです。
また、ネイルが見えるように指先がカットされているタイプのものもあります。
このようにグローブを利用する目的は人によって異なるので、自分の価値観に合った選び方をしてみてください。
選び方のポイント②自分の手に合ったサイズを選ぶ
選び方の2つ目のポイントは、自分の手に合ったサイズのものを選ぶことです。
スイング時にグリップの滑りを防止するために、自分の手のサイズにぴったり合ったサイズのものを選びましょう。
実際に試着したときに、「手に窮屈さを感じない」ことを目安に、手のひらとグローブの隙間がなくなるような選び方がおすすめです。
また、注意したい点としてゴルフグローブは作っているメーカーやモデル、使われている素材によって、記載されているサイズが同じでもフィット感が微妙に異なる場合があります。
そのため、さまざまな種類を試着して自分に最もフィットするものを探す、というような選び方がおすすめです。
ゴルフグローブのサイズの測り方
ゴルフグローブのサイズの測り方で最もよく知られているものが、「手囲い」と呼ばれる方法です。
やり方は以下の通りです。
手囲いのやり方
- グローブをつける方の手のひらを上に向ける
- 感情線（小指の付け根部分から1~2cm下にある）が始まっている部分を見つける
- 生命線（人差し指の付け根部分から1~2cm下にある）が始まっている部分を見つける
- メジャーで感情線と生命線の間を1周するようにして測る
- ④で測った数値にプラスで1cmをし、それが自分の目安となるサイズになる
選び方のポイント③天然皮革か人工皮革かを決める
選び方のポイント3つ目は、天然皮革か人工皮革かを決めるということです。
ゴルフグローブの素材には、大きく分けて天然皮革と人工皮革の2種類があります。
一概にどちらが優れているかということは断言できないため、以下の情報を参考にして自分の理想に合うものを見つける選び方をしましょう。
以下に、それぞれのメリットとデメリットをまとめました。
天然皮革のゴルフグローブのメリット・デメリット
天然皮革のゴルフグローブのメリットは、手にぴったりフィットするつけ心地のよさと張り付くようなグリップ力の高さがある点です。
人工皮革のものと比べて使用時の肌へのごわつきが少なく、使用すればするほど手に馴染んでいきます。
また天然皮革のものは、ゴルフグローブとしての重要なポイントである、クラブを握ったときの「素手に近い感覚」「高いグリップ力」の2点において高い性能を誇ります。
一方で天然皮革のデメリットは、価格の高さと耐久性の低さです。
天然皮革は人工皮革のものと比較して価格が高めに設定されています。
また、雨や汗などの湿気に弱く水洗いもできないため、メンテナンス性能も悪いという点にも注意が必要です。
天然皮革のものは、ゴルフグローブとしての質を最大限に求める方におすすめです。
人工皮革のゴルフグローブのメリット・デメリット
人工皮革のゴルフグローブのメリットは、コストパフォーマンスとメンテナンス性の高さです。
人工皮革のものは耐久性が高いため水洗いも可能で、また天然皮革のものと比べると設定されている価格が低めになっています。
そのため、気軽に購入しやすく長く使えるという点が魅力です。
また、天然皮革に比べると、人口皮革の方が加工しやすいので、カラフルでおしゃれなデザインのグローブが多くあります。
一方で、人口皮革は天然皮革と比べて伸縮性が小さいため、天然皮革のゴルフグローブに比べてフィット感やグリップ力が悪いというデメリットがあります。
コストパフォーマンスが高く、メンテナンス性能も高いのでまずはお試しで買ってみたいという方におすすめです。
選び方のポイントを押さえて自分に合ったゴルフグローブを見つけよう
ゴルフグローブについてのメリットや、選び方について詳しく説明してきましたがいかがでしたでしょうか。
ゴルフグローブは素材の特徴を知ったうえで、実際に試着して自分に合ったサイズのものを見つけるという選び方が大切です。
本記事で紹介した選び方を参考に、実際に使う場面をイメージして探してみてください。
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